7月1日から中国で販売されるパソコンに特定サイト接続遮断ソフト搭載を要求 (09/06/09)
中国メディアの報道によると、7月1日から、中国国内で生産、販売されるパソコンに「グリーンダム・ユースエスコート」というフィルターリングソフトウェアをプレインストールして出荷しなくてはならないと伝えた。また、外国から輸入のパソコンにも適用される。
ソフトウェアを開発した企業のウェブサイトによると、先日、工業情報化部は「グリーンフィルターリングソフトのプレインストールに関する通知」を公布し、7月1日から、中国国内で販売されるパソコンには、上記のソフトウェアをプレインストールし、定期的にパソコンの販売数とプレインストール数を政府に報告しなくてはならない。
今年の3月末までに、国内約95箇所のネットステーションで無料ダウンロードを提供しており、ダウンロード回数は、合計約326.68万回ダウンロードされ、約2279ヶ所の学校でグリーンフィルタリングソフトをプレインストールし、合計約51.83万台に上る。また、約6957ヶ所のインターネットバーでプレインストールされ、全約116.35万台に達した。
さらに、「家電下郷」(中古家電を農村での再利用を促す政策)が実施されてから、現在のプレインストール総数は5270万台といわれている。