AQSIQ2009年第56号公告:「ルノー輸入欠陥自動車の処理決定に関する公告」 (09/06/12)
先日、検査検疫機構が輸入検査を実施する際、フランスルノー株式有限公司(以下はルノー社と略す)が量産した乗用車が中国の強制性標準及び関連技術法規を満たしておらず、重大な安全問題の存在が続々と発見された。
調べによると、この一年間ルノー社の乗用車製品に、既に数回の安全品質問題が生じている。中国消費者の安全を適正に保護するため、「中華人民共和国輸出入商品検査法」及びその実施条例、「輸出入における検査検疫リスクの早期警報及び快速反応管理規定」の関連規定に基づき、国家品質監督検験検疫総局は関連決定内容を以下の通りに公布する:
1. 公告が公布されてから、各出入国検査検疫機構が法令の下、輸入者に危険性が潜在しているルノーブランドの車種の輸入を中止するように命じること。該当車種は:Laguna Ph2、Scenic/Long Scenic、Megane Ph2、Megane Ph2 Coupe-Cabriolet。
2. 関係の認証機構が関連規定の下、製品に関わるCCC認証証書を処理しなくてはならない。
3. ルノー社は即ちに中国向けの全ての自動車製品の品質保証体系を検査し、さらに中国消費者に提供する製品の安全性を保障するため、有効的な措置をとること。
原文:http://www.aqsiq.gov.cn/zwgk/jlgg/zjgg/2009/200906/t20090610_117962.htm